「食品大目付そうけんくん」に原料原産地表示を作成する新機能を追加します。

2022年4月から日本国内で製造・加工されたすべての加工食品に対して原料原産地の表示が義務付けられます。最も多く使われている原材料が生鮮食品であればその原産国を、加工食品であればその製造国を表示しなければなりません。

原料原産地表示制度は、原材料情報の厳格な管理を求めます。ところが未だに多くの事業者で情報管理が紙で行われています。数多の原材料を取り扱っている中で急に別の原材料に切り替えるといった事態も頻繁に発生します。紙によって原材料情報を管理することは困難で限界があるため、表示事故が危惧されます。

「そうけんくん」は原材料情報をデータとして取り込んで一元管理し、製品のレシピを登録することで、原材料名や栄養成分などの表示を瞬時に作成します。この度の機能追加では、難しい原料原産地表示の自動作成が可能となります。

原料原産地表示の義務

追加新機能

1)横断的な表示のルール『食品表示基準』に則った表示を作成

2)表示対象が複数ある場合や詰め合わせ食品などの複雑な表示作成に対応

3)食品表示基準で認められない表示方法に対するエラー判定

手作業では作成しづらい複雑な表示を、直観的な操作で作成することができます。